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神鳳寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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神鳳寺(じんぽうじ)は、和泉国大鳥郡にあった行基ゆかりの真言律宗寺院。行基建立四十九院の一つか。大鳥神社の神宮寺。本尊は釈迦如来・薬師如来・阿弥陀如来。廃絶。西明寺・野中寺と共に西明寺流の三僧坊の一つ。山号は大鳥山。
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歴史
708年、行基の創建と伝える(行基年譜)。 天正年間、兵火で焼失。 1602年、豊臣秀頼が再建。 元禄年間、快円恵空が再興。柳沢吉保の帰依を受けた。 近世の戒律復興運動の拠点となり、76寺の末寺があったという。 明治の神仏分離で廃絶し、寺宝は末寺の光明院に移された。
江戸の室泉寺を宿寺としていた。 (日本歴史地名大系)
伽藍
組織
歴代
- 1真政円忍(1609-1677):円通寺2世。法隆寺北室院3世。弟子の快円恵空から招かれ、律院とする。
- 2快円恵空(1622-1712):円通寺3世。真政円忍の死後、住職となる。
- 3玄恵
- 4永雅妙弁(?-1727)