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稲荷信仰
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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2016年2月20日 (土) 時点における版
稲荷信仰 |
目次 |
概要
稲荷信仰とは、稲荷神に対する信仰である。稲荷神の性格は多岐にわたるものの、その主たる要素は、稲作・穀物の神霊であると思われる。その他、農業・食べ物全般の守護神であり、諸産業の神である。狐を眷属とする。狐霊のシャーマニズムの信仰も盛んである。総本社は伏見稲荷大社である。神社の系統としては、もっとも多い分社を持つと思われる。分社は稲荷神社、稲荷社、稲成神社などと称している。 神仏習合においては、荼枳尼天と習合している。特に真言宗や日蓮宗で盛んに信仰されている。
歴史
系譜
教団
- 伏見稲荷大社付属講社本庁:伏見稲荷大社講社本庁が改組。
- 最上稲荷教:1954年(昭和29年)立教。2009年(平成21年)日蓮宗久遠寺派に合併。
- 妙教寺宣師会:日蓮宗久遠寺派に所属する妙教寺による教団。最上稲荷教の後身か。各地に最上稲荷の別院・分院を置く。