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継孝院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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==歴史== | ==歴史== | ||
1504年4月10日に近衛尚通の娘(1497-?)が7歳で入寺(後法興院記)。 | 1504年4月10日に近衛尚通の娘(1497-?)が7歳で入寺(後法興院記)。 | ||
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- | + | 天文年間、[[養林庵]]に代わり宝鏡寺の「上臈」となった。管領の細川家の女性が入寺した。 | |
1592年4月の史料に地名として「継光院町」とあるので、この時には旧地に存在していたことが確実である。 | 1592年4月の史料に地名として「継光院町」とあるので、この時には旧地に存在していたことが確実である。 | ||
寺領387石もあったというが不詳。 | 寺領387石もあったというが不詳。 | ||
1902年(明治35年)に垂水に移転した。 | 1902年(明治35年)に垂水に移転した。 | ||
- | + | (『日本歴史地名大系』、『国史大辞典』ほか) | |
== 組織 == | == 組織 == |
2020年10月24日 (土) 時点における版
継孝院(けいこういん)は、兵庫県神戸市垂水区山手にある臨済宗の院家級寺院。元は天台宗で京都の上京区上御霊前通新町にあった。宝鏡寺門跡の「上臈」だった。慶光院とも。
歴史
1504年4月10日に近衛尚通の娘(1497-?)が7歳で入寺(後法興院記)。 これ以前の創建とみられる。 天文年間、養林庵に代わり宝鏡寺の「上臈」となった。管領の細川家の女性が入寺した。 1592年4月の史料に地名として「継光院町」とあるので、この時には旧地に存在していたことが確実である。 寺領387石もあったというが不詳。 1902年(明治35年)に垂水に移転した。 (『日本歴史地名大系』、『国史大辞典』ほか)
組織
住職
- 某(1497-?)<1504->:近衛尚通の娘。
- 某()<-1709->:柳原紀光の妹。