義淵旧跡

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-） 最終更新：2019年8月12日 (月)

義淵（?-728）は、法相宗僧侶。市往氏（一説に阿刀氏）。大和国高市郡出身。元興寺智鳳に学ぶ。龍門寺、龍蓋寺、龍福寺などを創建。多くの弟子を育て、実質的な日本法相宗の開祖とみなす説もある。義淵僧正。

一覧

• 龍門寺：奈良県吉野町。廃絶。子院の後身菅生寺が残り、義淵の墓がある。
• 龍蓋寺：奈良県明日香村。岡寺。義淵の墓がある。
• 稲淵・龍福寺：奈良県明日香村稲淵。
• 柏森・龍福寺：奈良県明日香村栢森。
• 天理・龍福寺：奈良県天理市滝本町。廃絶。
• 龍泉寺：奈良県天川村。寺伝では役小角の創建とする。
• 龍象寺：奈良県奈良市帯解。寺伝では行基の創建とする。
• 龍峰寺：奈良県葛城市。廃絶。加守寺。掃部寺。
• 道成寺：和歌山県日高川町。
• 一宮寺：香川県高松市。四国霊場第83番札所。
• 京田辺・観音寺：京都府京田辺市。
• 近江・金胎寺：滋賀県栗東市。
• 義淵墓