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聖アンドリーイ教会
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2022年3月9日 (水) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
聖アンドリーイ教会は、ウクライナ首都キエフにある正教会の大聖堂。「ルーシの使徒」とされるアンデレに奉献された。旧ウクライナ独立正教会(UAPC)の府主教座聖堂だった。
『原初年代記』によれば、使徒アンデレはドニエプル川の淵にある小さな丘に来て十字架を建て、ここがキリスト教の拠点になると予言した。この土地は発展し、キエフとなったという。 1086年、王子フセヴォロド1世がアンデレが建てた十字架の跡地に教会を創建した。 1240年、モンゴル侵攻で廃絶。 ロシアのエリザベス・ペトロヴナ皇后が再建を計画。1744年9月9日に建設が開始された。1767年に完成した。 1932年に教会は閉鎖。第二次世界大戦中に再開されたが1961年に再閉鎖された。 1968年9月10日、博物館とされた。 2008年5月21日、ウクライナ独立正教会の聖堂となった。 2018年12月15日、ウクライナ独立正教会がウクライナ正教会キエフ総主教庁と合同し新生ウクライナ正教会に再編され、2019年にコンスタンティノープル総主教に独立教会として承認された。この改革に先立ち、2018年10月18日、教会はコンスタンティノープル総主教に寄贈され、スタウロペギオン(教区に属さない直轄教会)となった。 2021年8月21日、エキュメニカル総主教バーソロミューが訪問して奉神礼を行った。
(Wikipedia英語版[1]など)