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聖住寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年8月14日 (月)

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聖住寺は忠清南道保寧市聖住面聖住里にあった仏教寺院。扶余の近郊。禅宗。廃絶。百済時代の烏含寺跡地にある。

目次

歴史

  • 812年:無染朗慧、入唐(朗慧和尚碑)。終南山至相寺で学び禅宗を知り、麻谷宝徹に学ぶ。
  • 845年:無染朗慧、武宗の廃仏を機に帰国。
  • 847年:無染朗慧、聖住寺を創建。

資料

史料

  • 「万寿山聖住寺朗慧和尚白月葆光塔碑」[1]:「朗慧和尚碑」。崔致遠撰。1995『新羅四山碑銘』所収。
  • 「聖住寺碑」:金立之撰。逸文から復元が試みられている。850-853年頃成立か。
  • 「崇厳山聖住寺事蹟」:高麗中期成立。1968『考古美術』9-9所収(韓国書?)。

文献

  • 平松良雄2010「百済烏含寺軒丸瓦の製作技法―百済泗ヒ期造瓦技法の一例」『百済研究』51:韓国書?
  • 近藤浩一2018「九世紀中葉・聖住寺と新羅王京人の西海岸進出―張保皐の交易活動の影響と関連して」[2]

韓国書

  • 忠南大学校博物館1998『聖住寺』
  • 梁承律1998「金立之の「聖住寺碑」」『古代研究』6
  • 梁承律1999「聖住山門関連史料の検討」『古代研究』7
http://shinden.boo.jp/wiki/%E8%81%96%E4%BD%8F%E5%AF%BA」より作成

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