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聖衆来迎寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
聖衆来迎寺
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'''聖衆来迎寺'''(しょうじゅらいごうじ)は、滋賀県大津市にある[[天台宗]]寺院。本尊は[[阿弥陀如来]]、[[薬師如来]]、[[釈迦如来]]。[[天台宗延暦寺派]]。山号は紫雲山。'''志賀来迎寺'''、'''坂本来迎寺'''ともいう。(参考:同名寺院[[来迎寺]]) == 歴史 == 延暦9年(790)、[[最澄]]が創建した'''地蔵教院'''が起源。最澄作の[[地蔵]]像を祀っていたという。長保3年(1001)、[[源信]]が入り、紫雲の中に阿弥陀聖衆の来迎を感得。紫雲山聖衆来迎寺と改称した。大永7年(1527)、真玄(六角高頼の五男)が再興。元亀元年(1570)、織田信長の焼き討ちを免れた。近世、[[妙法院門跡]]の管轄下にあるとともに、真玄の復興以来、[[元応寺]]の影響下にあった。天正年間、智光が入るとともに、正親町天皇の命により応仁の乱で荒廃した元応寺を合併。本尊や法具などを移した。円頓戒の道場となり、[[後宇多天皇]]、[[正親町天皇]]、[[後陽成天皇]]が受戒した。 森可成墓や祝部行丸墓がある。 <gallery widths="300" heights="300" perrow="3"> file:Sdre-347.JPG|聖衆来迎寺 file:Sdre-348.JPG|聖衆来迎寺 file:Sdre-357.JPG|本堂 file:Sdre-349.JPG|本堂 file:Sdre-352.JPG|開山堂 file:Sdre-353.JPG|客殿 file:Sdre-350.JPG|鎮守 file:Sdre-351.JPG|忠魂碑 file:Sdre-354.JPG|森可成墓 file:Sdre-355.JPG| file:Sdre-356.JPG| </gallery> (日本歴史地名大系ほか) [[Category:滋賀県]]
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