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肥後・大宮神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2019年4月13日 (土)
大宮神社(おおみや・じんじゃ)は、熊本県山鹿市山鹿にある景行天皇を祀る神社。阿蘇十二神も合祀。同天皇の行宮跡という。県社。旧称は山鹿神宮。(参考:同名神社大宮神社)
歴史
景行天皇は肥後に行幸し、茂賀浦(古代にあったといわれる湖)の「八頭の大亀」を退治し、震岳(ゆるぎだけ)の賊徒を討伐した。後にその時の行宮に天皇の霊を祀ったのが始まりという。菊池則隆が阿蘇十二神を合祀した。1532年(天文1年)、1569年(永禄12年)に社殿再建。1574年(天正2年)社殿炎上。1657年(明暦3年)炎上。1659年(万治2年)細川重賢が再建。1871年(明治4年)山鹿神宮と改称。1873年(明治6年)郷社。1943年(昭和18年)県社となり、大宮神社に改称。猿田彦石碑群がある。(日本歴史地名大系)