ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。

能登・本誓寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2017年12月30日 (土)

移動: 案内, 検索

本誓寺(ほんせいじ)は、石川県輪島市(能登国鳳至郡)にある、能登最古・最大の浄土真宗寺院。真宗大谷派。 「阿岸本誓寺」「新巻山本誓寺」。(参考:同名寺院本誓寺


歴史

当初は石動山系統の真言宗松岡寺であったが、承元元年(1207)、住職良禅が親鸞に出会い、文永5年(1268)は善了本願寺2世の如信に帰依し、浄土真宗に改宗。「本誓寺」の号を下賜された。

もともと近くの阿岸郷新町分(現・輪島市門前町新町分)にあったが、中世末に1.6km西の現在地に移転した。 江戸時代、加賀藩前田家の領内となり、鳳至郡106寺を統括する触頭となり、同じく触頭となった七尾の能登・長福寺東本願寺末)、能登・光徳寺西本願寺末)とともに能登を代表する真宗寺院となった。 現在の本堂は、寛政4年(1792)の造営。全国的にも珍しい巨大な茅葺きの堂宇で「日本三大茅葺」の一つとされる。幕末に京都貴族の二条家五百姫が嫁いでいる。

五木寛之氏は『百寺巡礼』で北陸編の冒頭に当寺を据え、「真宗王国 能登の玄関」と評している。

http://shinden.boo.jp/wiki/%E8%83%BD%E7%99%BB%E3%83%BB%E6%9C%AC%E8%AA%93%E5%AF%BA」より作成

注意事項

  • 免責事項:充分に注意を払って製作しておりますが、本サイトを利用・閲覧した結果についていかなる責任も負いません。
  • 社寺教会などを訪れるときは、自らの思想信条と異なる場合であっても、宗教的尊厳に理解を示し、立入・撮影などは現地の指示に従ってください。
  • 当サイトの著作権は全て安藤希章にあります。無断転載をお断りいたします(いうまでもなく引用は自由です。その場合は出典を明記してください。)。提供されたコンテンツの著作権は各提供者にあります。
  • 個人用ツール