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興正寺鹿児島別院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年8月19日 (日)
興正寺鹿児島別院(こうしょうじ・かごしま・べついん)は、鹿児島県鹿児島市高麗町にある浄土真宗寺院。本尊は阿弥陀如来。興正寺の別院真宗興正派。鹿児島興正寺別院。
歴史
1876年(明治9年)の信教の自由の触れを機に、それまで浄土真宗が禁教だった旧鹿児島藩領にも布教が始まる。興正寺は鈴木亮慧と橘青海を派遣。そして興正寺27世本寂が親教に赴き、築町に仮掛所を開設した。1877年(明治10年)11月には連枝の本寂の四子の信暁が入った。翌年5月、説教所を開設。11月には鹿児島別院を公称した。1908年(明治41年)長田町に移転して本堂建立。1945年(昭和20年)6月の空襲で焼失。1947年(昭和22年)4月、現在地に仮堂を建設。1952年(昭和27年)本堂を再建した。(日本歴史地名大系)