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舎人親王旧跡
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
舎人親王旧跡
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'''舎人親王'''(とねり・しんのう)(676-735)は、[[天武天皇]]第三皇子。[[皇族]]の高級官僚。[[淳仁天皇]]の父。養老4年(720)『日本書紀』を編纂。知太政官事を務めた。死後、贈太政大臣。さらに天皇の父として'''崇道尽敬皇帝'''の諡号を贈られた。[[藤森神社]]の祭神で、[[御霊神]]にみなされることがあるが理由は不明。後世、[[山崎闇斎]]を始めとする[[垂加神道]]で篤く崇敬される。墓所は所在不明だが、候補として[[黄金塚陵墓参考地]]が知られている。 == 一覧 == *[[藤森神社]]:京都府京都市伏見区。舎人親王を祀る神社としては中心的な神社とみなされている。ただし、祭神や変遷については諸説ある。府社。 *[[藤尾社]]:京都府京都市伏見区。伏見稲荷大社境内。舎人親王を祀る。藤森神社の元宮ともいう。 *藤森神社:大阪府摂津市。由緒不詳。 *[[浜松・諏訪神社]]:静岡県浜松市。舎人親王を合祀するが理由は不明。 *[[早日渡神社]]:宮崎県延岡市北方町。舎人親王を合祀するが理由は不明。 *御鉾神社:岐阜県山県郡高富町伊佐美。舎人親王が日本書紀編纂のための調査で訪れたという。 *塚本社:京都府京都市東山区本町。廃絶。淳仁天皇・舎人親王・早良親王・神功皇后・井上皇后・他戸親王を祀る。仲恭天皇陵、舎人親王墓、藤原実頼墓の伝承があったらしい。消息不明。 *[[大和・松尾寺]]:奈良県大和郡山市山田町。舎人親王が創建という。全国唯一といわれる木造舎人親王像がある。 *東明寺:奈良県大和郡山市矢田町。舎人親王が創建という。 *[[薬師寺]]:奈良県奈良市。舎人親王が西院を建立したとされる。 *[[黄金塚陵墓参考地]]:奈良県奈良市。舎人親王の墓との説がある。 *[[舎人親王塔]]:奈良県大和郡山市山田町。松尾寺内。治定外。 *但沼神社:静岡県静岡市清水区。祭神には含まれていないが、親王囃子が伝わる。 *東寿院:静岡県静岡市清水区。舎人親王の位牌を祀るという。 *[[下野・雄琴神社]]:栃木県下都賀郡壬生町通町。祭神に舎人親王を含む。旧称は藤森神社。 [[category:人物旧跡]]
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