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茜社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
茜社
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外宮の勾玉池のほとりにある。この地は古くは赤畝と呼ばれていたことから、「赤畝社」、「赤舟明神」などと呼ばれ、のち「茜根社」「茜社」と呼ばれるようになった。『小祠拾』では宮域にあることから摂社の跡なのではないかという見方を示している。 祭神は不詳で、天牟羅雲命という説がある(現在は天牟羅雲命を祭神とする)。 石壇のみだったのを文化文政時代に社殿を造営。明治4年11月2日、村社となる。明治42年2月、近隣の神社2社を合祀。境内に岩窟があり、茜稲荷、または豊川明神などと称す。近年は本社より茜稲荷が目立つようになってきている。
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