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薩摩・大石神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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'''大石神社'''(おおいし・じんじゃ)は鹿児島県薩摩郡さつま町中津川にある[[島津家]]ゆかりの[[霊社]]。祭神は戦国武将で日置島津家の祖の島津歳久(1537-1592)と、島津家に攻め滅ぼされた祁答院良重(1526-1566)。無格社。(参考:同名神社[[大石神社]]) ==歴史== 島津歳久は祁答院良重(渋谷良重)が追いやられた後、祁答院地区の領主となった。のち歳久は[[豊臣秀吉]]に従わなかったとして兄の島津義久によって自害させられた([[平松神社]]を参照)。そのような悲劇的な最期から[[御霊信仰]]的な崇拝対象になったとみられ、「金吾様」の名で鹿児島県各地に祀られており、この大石神社もその一社と見られる。 [[category:鹿児島県]]
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