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西向院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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'''西向院'''(さいこういん)は三重県津市美杉町下多気(伊勢国一志郡)にある[[北畠家]]ゆかりの[[天台宗]]寺院。本尊は来迎阿弥陀如来。[[天台真盛宗]]。1490年(延徳2年)北畠材親の帰依で[[真盛]]が創建し、北畠家の菩提寺となったという。1569年(永禄12年)、織田信長軍の兵火で焼失。1689年(元禄2年)、10世憲海が再建。1855年(安政2年)8月、山崩れで被災し翌年、24世寂道が修復。1881年(明治14年)、25世村上寂玄が本堂再建。(日本歴史地名大系、多気史蹟) [[category:三重県]]
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