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親鸞旧跡

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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親鸞(しんらん)(1173-1262)は、浄土真宗の開祖。法然の弟子。見真大師。忌日法要を報恩講(御正忌報恩講)と呼ぶ。ご開山


目次

信仰

御影(彫像など)

一般には御影を「みえい」と読むが真宗では「ごえい」と読む。

御影(画像)

  • 鏡御影:画像。白地に墨書にした素朴なデッサン。線描で立ち姿を描く。藤原信実の子の専阿弥陀仏が描いた。1310年(延慶3年)に修理をした時に覚如が賛を加えた。縦74.4cm。横33.0cm。西本願寺蔵。
  • 安城の御影:1255年(建長7年)制作の寿像。画像。朝円が描いた。獣皮の上に坐す。高僧が獣皮の上に坐す図様は浄土真宗の伝承で法然が大原談義の時に門弟が慌てて敷物として獣皮を用意したことに由来するという。親鸞自筆の賛。『袖日記』によると専信房専海が所持。蓮如の裏書がある。口をすぼめた様子から「嘯の御影」とも呼ばれる。西本願寺蔵。縦129.5cm。横40.7cm。1479年(文明11年)制作の模作(蓮如筆の賛がある)も著名。
  • 安城の御影:1255年(建長7年)制作の寿像。画像。親鸞自筆の賛。『反故裏書』に「京都金宝寺より一幅献上されたがこれも安城の御影である」と記述されるものとされる。縦128.7cm。横40.7cm。真宗本廟蔵。
  • 熊皮の御影:獣皮の上に坐す。鎌倉時代の制作と言われてきたが、現在は室町時代の制作とみられる。真宗大谷派京都常福寺旧蔵。奈良国立博物館蔵。
  • 花の御影:画像。存覚が制作。正面を向いて合掌する姿を描く。常楽寺蔵。1354年(正平9年/文和3年)制作。康楽寺浄耀が描いた。1667年(寛文7年)に親鸞の舎利を軸に収めたという。
  • 等身の御影:画像。正面を向く。有力末寺に限定して下付する「等身の御影(真向きの御影)」の原本。1477年(文明9年)の制作。蓮如が顕証寺順如に下付したもので、1776年(安永5年)新たな御影下付の際に本山に返還されたとみられる。西本願寺蔵。

一覧

京都時代

配流

東国布教

京都帰還の道

晩年の京都

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