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讃岐国分尼寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
讃岐国分尼寺
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'''讃岐国分尼寺'''は、讃岐国阿野郡にあった古代[[国分尼寺]]の一つ。香川県高松市国分寺町にある、古代国分尼寺を継承する[[讃岐・法華寺|法華寺]]一帯が跡地と確定している。[[讃岐国分寺]]跡の北東約2kmに位置し、国府から北東約4kmにある。本尊は、他の国分尼寺と同じく[[阿弥陀如来]]だったとみられる。 讃岐国司時代の[[菅原道真]]が訪れており、白牡丹の漢詩を残している。江戸時代に廃絶したという。現存の法華寺は、幕末に跡地に再興されたものである。 発掘調査は進んでおらず、伽藍跡の全貌は明らかになっていないが、これまでの結果から、寺域は東西180-210m、南北180mとみられる。現存寺境内には金堂礎石とみられる石が残っている。講堂跡、尼房跡とみられる遺構が確認されている。 [[category:香川県]]
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