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辛国神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
辛国神社
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'''辛国神社'''(からくに・じんじゃ)は大阪府藤井寺市藤井寺(河内国志紀郡)にある神社。祭神は[[饒速日命]]・[[天児屋根命]]・[[素盞嗚命]](日本歴史地名大系では伊香色雄命・天児屋根命とする)。[[官社]]。 == 歴史 == 現在の由緒書では、日本書紀に雄略天皇13年3月、餌香長野邑を物部目大連に賜ったとあり、この時に祖神である饒速日命を祀ったのが起源だとする。物部氏一族の辛国連が氏神として祭祀を続け、辛国神社と称するにようになったという。一方で外国を意味する「からくに」という名称から[[渡来系氏族]]が祀った氏神という見方も根強い。 867年(貞観9年)9月26日、官社に列する(三代実録)。 周辺の地が[[興福寺]]荘園岡村庄となったため、[[春日神]]が合祀されたらしい。 室町時代に河内国守護の畠山基国が社領200石を寄進し、この時に春日大社から天児屋根命を合祀したともいう。 近世には「岡村庄春日社」と呼ばれていた。1908年(明治41年)、[[葛井寺]]鎮守の官社・村社の[[河内藤井寺・長野神社]](素盞嗚命)、[[国史見在社]]の[[河内・野中神社]]、を合祀。[[東大寺]]にある同名神社との関連は不詳([[東大寺・辛国神社]])。(由緒書、日本歴史地名大系) <Gallery widths="200" heights="150" perrow="3"> file:辛国神社001.jpg| file:辛国神社002.jpg| file:辛国神社003.jpg| file:辛国神社004.jpg| file:辛国神社005.jpg| file:辛国神社006.jpg| </Gallery> [[Category:大阪府]]
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