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近江・小野神社

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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小野神社の神明造の本殿

小野神社(おの・じんじゃ)は滋賀県大津市小野(近江国滋賀郡)にある小野氏ゆかりの神社。祭神は天足彦国押人命と米餅搗大使主命。小野氏の氏神。餅の祖神という。官社論社。名神大社。通称は二宮。郷社。境内社小野篁神社と飛地境内社小野道風神社がある。近くに近江・天皇神社があり、こちらも官社小野神社の論社とされる。また近くに小野妹子神社がある。 (参考:同名小野神社

歴史

小野神社と小野篁神社が並び立つ
小野神社・参道入口
小野神社・制札
小野神社の拝所前の左右には餅型の灯籠がある。
小野神社・境内社
小野小町墓

小野妹子が祖神を祀って創建したと伝える。 『続日本紀』によると772年(宝亀3年)、南都西大寺の西塔が鳴動したのは小野神社の木を切ったための祟りとされ、戸2烟が寄進された。 『続日本後紀』834年(承和1年)2月20日条には「小野氏神社」とあり、836年(承和3年)5月2日条では小野篁の請願により無位の小野神に従五位下が授けられた。 その後も小野氏が奉仕したが、南北朝時代の1336年(延元1年/建武3年)、神主小野好行が南朝に加担したため追放され、神領も没収された。 1337年(延元2年/建武4年)、守護の佐々木高頼が小野篁神社]]と小野道風神社を創建。 篁神社が境内中央に本社より大きく建てられたため、篁神社を大宮または一宮、小野神社を二宮と呼ぶようになった。 道風神社は少し離れた丘の上に建てられ、岡宮と呼ばれた。 篁神社本殿と道風神社本殿は南北朝時代の造営で創建時のものか。

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