邑楽護国神社

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-）

2023年7月5日 (水) 時点における版

邑楽護国神社は群馬県館林市代官町にある招魂社。館林・長良神社に隣接。官祭招魂社。指定外護国神社。館林招魂社。官祭館林招魂社。

祭神

官祭祭神

• 戊辰戦争殉難者39柱

藩士26人、郷夫又者13人

歴史

• 1868年(明治1年)：戊辰戦争に藩士698人、郷夫又者414人が出征。

• 1869年(明治2年)9月：館林藩主秋元礼朝、近藤村に招魂社創建
• 1881年(明治14年)：現在地に遷座
• 1939年(昭和14年)4月1日：邑楽護国神社と改称
• 1876年(明治9年)6月22日：明治天皇東北巡幸にあたり宣命使として栃木県令を派遣。
• 1937年(昭和12年)4月23日：37柱合祀。戊辰戦争殉難者70年祭。
• 1968年(昭和43年)4月：100年祭

「招魂灯」とある灯籠	「官祭館林招魂社」社標

資料

• 1917『官祭館林招魂社略記』[1]
• 1937『官祭館林招魂社誌』[2]
• 1937福田啓作「館林藩の勤王と官祭招魂社・上」[3]
• 1937福田啓作「館林藩の勤王と官祭招魂社・下」[4]
• 今井昭彦 2003「旧藩における護国神社の創建―群馬県邑楽護国神社の事例から」『国立歴史民俗博物館研究報告』102