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酒折宮
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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酒折宮(さかおりのみや)は山梨県甲府市酒折にある日本武尊を祀る神社。村社。
歴史
古事記、日本書紀によると日本武尊が甲斐国に来たとき、酒折宮に滞在。 このとき、「新治、筑波を過ぎて、幾夜か寝つる」と詠じたところ、 傍らにいた老人が「かがなべて、夜には九夜、日には十日を」と返した。後世、これが連歌の起源とされた。
この老人を秉燭人(秉燭明神)・塩海足尼(塩海明神)ともいい、甲斐国造の祖で、社家飯田家の祖という。 旧地は小物成山で、石祠が現存。あるいは坂折八幡宮の中にあったともいう。
(『日本歴史地名大系』)