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重来神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2019年3月18日 (月)
重来神社(しげき・じんじゃ)は鹿児島県薩摩川内市入来町副田にある御霊信仰の神社。祭神は入来院重時、入来院重豊、渋谷有重、渋谷致重、渋谷重尚、入来院定勝。領主奉斎神社。
歴史
主祭神の入来院重時(1573-1600)は島津家の武将として関ヶ原の戦いに参戦したが戦死。その弔いのために建てられた。子の入来院重高が「日吉明神」と称して湯之尾の荒瀬に祀った。入来の地に領地替えとなった時に現在地に遷座。その後、霊異が鎮まらなかったため、1655年(明暦1年)2月、南方神社神主宇宿久広が京都に赴き、吉田家吉田兼起から「重来明神」の神号を授かったという。若宮神社(渋谷有重)、広瀬神社(入来院重豊)、定勝神社を合祀した。(鹿児島県神社庁ウェブサイト、『鹿児島県史』)