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錦天満宮
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
錦天満宮
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[[file:CD1DB7DE-52B2-43F2-A256-C5F74807B955.jpeg|錦通の東端にある錦天満宮|thumb|300px]] '''錦天満宮'''(にしきてんまんぐう)は京都府京都市中京区中之町にある[[天満宮]]。祭神は「[[菅原道真]]公」である<ref>『北野誌』「全国天満宮所在地一覧」12頁</ref>。元は菅原家邸宅「菅原院」跡にあったとされる。現在は繁華街「新京極」の中に位置する。[[時宗]][[歓喜光寺]]鎮守だった(歓喜光寺は山科に移転)。村社。[[神社本教]]所属か。[[天満宮聖跡二十五霊社]]。 [[file:都名所図会・歓喜光寺.jpg|thumb|500px|江戸時代の境内(『都名所図会』より)。境内の構成は錦天満宮が中心でその脇に歓喜光寺があったようだ。]] 歓喜光寺が菅原家邸宅跡に建てられ、鎮守として天満宮を祀った。歓喜光寺は時宗善導寺と合併し、時宗六条派の拠点寺院となった。寺に移転にともない、六条[[河原院]]の跡地に遷り、天正年間に現在地に遷った。神仏分離のときに天満宮は歓喜光寺から独立した。歓喜光寺は山科に移転し、天満宮のみが旧地に残された。村社。源融を祀る塩竈社がある。 <gallery perrow="3"> file:EBA4B50F-6D2E-4351-B7CE-D6AE0DF3DFE0.jpeg|正面には新京極商店街が横切る file:29F12AA8-8EE0-4183-823D-8321A3C7A1A3.jpeg|拝殿 file:AF6FED08-6A4C-4878-8867-3BD467371B63.jpeg|本殿 file:2FADCF52-5F07-4642-928E-F4EE3E61C48C.jpeg|鳥居の笠木が隣接するビルにめり込んでいる。(ビル内の2階に上がると内側からめり込んでいる様子が確認できる) file:F6DB33A4-EA5E-4A1C-911D-7066E162A637.jpeg|源融を祀る塩竈社 file:96D95255-FCFE-4226-B636-2A4EA27708F4.jpeg|ヌエ鳥居 </gallery> ==参考文献== *梅原達治1989(平成1)「松浦武四郎『聖跡二十五霊社順拝双六』」『札幌大学教養部教育研究』 *『北野誌』「全国天満宮所在地一覧」 *[[天満信仰#参考文献]] ==脚注== <references/> [[category:京都府]]
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