出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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大楽寺は鎌倉にあった真言宗寺院。本尊は鉄造不動明王。覚園寺の隣接地にあった。千秋大楽寺。山号は胡桃山。(参考:同名寺院大楽寺)
開山は公珍と伝える。あるいは泉涌寺6世憲静(?-1295)が創建したともいう。1317年に伽藍整備。元は胡桃ケ谷にあったが、1429年2月の鎌倉・永安寺火災に類焼。のち薬師堂ケ谷の覚園寺隣接地に再建された。
1871年、廃絶となり、覚園寺に併合された。
(『日本歴史地名大系』)