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開封

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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開封(かいふう)は、河南省開封市にある、北宋の都だった古代都市。長安と同じく、宮城が南面し、市街地の東部に太廟、西部に社稷がある。

目次

宮城

旧城西部

  • 社稷:河南省開封市。太廟遷座と同時期に五代後周の太祖の代に創建。廃絶。
  • 太平興国寺:河南省開封市。宋の太宗が再興。インド僧が訳経に従事。日本僧も多数滞在。廃絶。
  • 啓聖院:河南省開封市。日本の奝然がうでん王が造った釈迦如来像(現在の嵯峨清涼寺本尊)を得たところ。
  • ケン廟:ゾロアスター教寺院
  • 景霊東宮:


旧城東部

  • 太廟:河南省開封市。五代後周太祖の広順3年(953)に洛陽から遷座。設備はそのまま宋代に引き継がれたとみられる。廃絶。
  • 大相国寺:河南省開封市鼓楼区。日本相国寺の支援で復興。
  • 延慶観:河南省開封市鼓楼区。全真教開祖王重陽の霊廟がある道観。彼は開封で死去した。
  • 包公祠:河南省開封市鼓楼区。宋代、役人の不正を取り締まった高潔な政治家包拯を祀った霊廟。開封で死去した。各地の霊廟で最大規模。
  • 景霊宮:河南省開封市。皇帝歴代を祀る道教施設。
  • 観音院
  • 上清宝簶宮:宮城の東に隣接。
  • 四聖院

新城北部

新城西部

新城東部

  • 国子監:孔子廟
  • 葆真観
  • 会霊観
  • 祥源観
  • 醴泉観
  • 天清寺:河南省開封市禹王台区。繁塔と呼ばれる塔が現存。
  • 禹王廟:河南省開封市禹王台区。夏朝の初代禹王の霊廟。治水の神として信仰されている。李白杜甫高適を祀る霊廟もある。
  • 中太一宮
  • 九成宮
  • 開宝寺:河南省開封市。鉄塔と呼ばれる塔が現存。祐国寺。
  • 上清儲祥宮

その他

  • 円丘:天壇
  • 張良墓:河南省開封市。秦末から漢初に劉邦に仕えた軍師張良の墓。
  • 岳飛廟:河南省開封市祥符区。岳飛の霊廟。岳飛が金軍を破った場所にある。
  • 開封のシナゴーグ:河南省開封市。開封には宋代から19世紀末まで他のユダヤ社会から独立した、小規模なユダヤ人のコミュニティがあったとされる。
  • 開封東大寺:河南省開封市順河回族区。


資料

  • 「宋都開封の旧城と旧城空間について」[1]
  • 「玉清昭応宮の建造とその炎上」[2]
http://shinden.boo.jp/wiki/%E9%96%8B%E5%B0%81」より作成

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