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開封
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2017年12月18日 (月) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
開封(かいふう)は、河南省開封市にある、北宋の都だった古代都市。長安と同じく、宮城が南面し、市街地の東部に太廟、西部に社稷がある。
目次 |
宮城
- 慈福殿?:河南省開封市。
旧城西部
- 社稷:河南省開封市。太廟遷座と同時期に五代後周の太祖の代に創建。廃絶。
- 太平興国寺:河南省開封市。宋の太宗が再興。インド僧が訳経に従事。日本僧も多数滞在。廃絶。
- 啓聖院:河南省開封市。日本の奝然がうでん王が造った釈迦如来像(現在の嵯峨清涼寺本尊)を得たところ。
- ケン廟:ゾロアスター教寺院
- 景霊東宮:
旧城東部
- 太廟:河南省開封市。五代後周太祖の広順3年(953)に洛陽から遷座。設備はそのまま宋代に引き継がれたとみられる。廃絶。
- 大相国寺:河南省開封市鼓楼区。日本相国寺の支援で復興。
- 延慶観:河南省開封市鼓楼区。全真教開祖王重陽の霊廟がある道観。彼は開封で死去した。
- 包公祠:河南省開封市鼓楼区。宋代、役人の不正を取り締まった高潔な政治家包拯を祀った霊廟。開封で死去した。各地の霊廟で最大規模。
- 景霊宮:河南省開封市。皇帝歴代を祀る道教施設。
- 観音院
- 上清宝簶宮:宮城の東に隣接。
- 四聖院
新城北部
- 玉清昭応宮:河南省開封市。宮城の真北に隣接。
新城西部
- 開封・武成王廟:河南省開封市。
- 延真観
- 龍徳宮
- 建隆観
新城東部
- 国子監:孔子廟
- 葆真観
- 会霊観
- 祥源観
- 醴泉観
- 天清寺:河南省開封市禹王台区。繁塔と呼ばれる塔が現存。
- 禹王廟:河南省開封市禹王台区。夏朝の初代禹王の霊廟。治水の神として信仰されている。李白、杜甫、高適を祀る霊廟もある。
- 中太一宮
- 九成宮
- 開宝寺:河南省開封市。鉄塔と呼ばれる塔が現存。祐国寺。
- 上清儲祥宮
その他
- 円丘:天壇
- 張良墓:河南省開封市。秦末から漢初に劉邦に仕えた軍師張良の墓。
- 岳飛廟:河南省開封市祥符区。岳飛の霊廟。岳飛が金軍を破った場所にある。
- 開封のシナゴーグ:河南省開封市。開封には宋代から19世紀末まで他のユダヤ社会から独立した、小規模なユダヤ人のコミュニティがあったとされる。
- 開封東大寺:河南省開封市順河回族区。