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鞍馬弘教

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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鞍馬弘教(くらま・こうきょう)は、京都府京都市左京区の鞍馬寺を本山とする天台宗系教団。神智学の影響を受けているとされる。

信楽真純は、1919年(大正8年)2月、25歳で鞍馬寺住職に就任。同寺復興に着手。1947年(昭和22年)、鞍馬弘教を立教開宗。1949年(昭和24年)、鞍馬寺を総本山として天台宗から独立した。真純は香雲と名乗り、初代管長に就いた。現在は信楽香仁。

目次

組織

教主

管長を称する。

  • 1信楽香雲(1895-192)<>:元は真純。歌人としては与謝野晶子に師事。鞍馬寺には与謝野晶子の書斎が移築されている。
  • 2信楽香仁(1924-)<>:


信仰

魔王尊

信楽香仁によると、「鞍馬弘教は、宗派の垣根をこえて三身一体の尊天を尊崇し、国境の垣根をも人種の別をも超越して地球上の平和を祈り、全人類の進化と向上を願う世界観実体宗教である」とし、「人類を救済するために釈尊やイエス・キリストたちを世に送り出したのは、尊天(地球の霊王である魔王尊)にほかならないと、鞍馬山では確信する」という(『古寺巡礼 京都 鞍馬寺』淡交社、以下同書)。

魔王尊は「地上に大破壊力と大創造力をふるい、国家の興廃をつかさどる。意志と勇気と創造と進化の神であり、人類の父」であり、「火の霧の子とも呼ばれ、人類とはちがった進化過程をたどる。その姿かたちは人間とおなじだが、その身体元素は人間のとちがって、永久に変化しない。食物もとらず、何千年、何万年たっても変化しないのである。永遠に十六歳の若さを保ち、人類が遠い未来において水星に移住するとき、人類を誘導してくれるという」という。

姿については「魔王尊のはっきりとしたお姿は誰にもわからない。(中略)狩野法眼元信は、奥の院において燃ゆるような大祈願をこめた。明けがたになって霊示をいただき、杉の大樹から垂れ下がった女郎蜘蛛の引く糸をたどって、ついに描きあげることができた。これが人界に示された唯一の魔王尊のお姿である。現在、本殿の奥深く奉安されてあり、六十年に一度、丙寅年に限り開扉される規則になっている」と述べている。

鞍馬寺に祀られる毘沙門天は太陽の精霊、千手観音は月の精霊、護法魔王尊は地球の霊王であり、三尊は同一の存在という。

http://shinden.boo.jp/wiki/%E9%9E%8D%E9%A6%AC%E5%BC%98%E6%95%99」より作成

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