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順明寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
順明寺
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'''順明寺'''(じゅんめいじ)は奈良県橿原市今井町にある[[浄土真宗]]寺院。本尊は[[阿弥陀如来]]。'''今井北御坊'''。[[京都・興正寺]]の[[御坊]]だったが、明治以後、[[西本願寺]]末となる。[[浄土真宗本願寺派]]。山号は天灯山。 == 歴史 == [[多田満仲]]の子孫の多田仲貞が無常を感じて1217年(建保5年)に自邸を寺とした。当所は新賀(橿原市新賀町)にあった。3世義照が[[本願寺]][[覚如]]に帰依して浄土真宗となり、7世光西は[[仏光寺]]12世性善に師事。仏光寺14世[[蓮教]](経豪)が仏光寺を離れて興正寺を建てると興正寺末となった。1626年(寛永3年)現在地に移転。[[大和・専念寺]]と共に大和国の興正寺末の拠点となり、1712年(正徳2年)に興正寺の御坊となる。1876年(明治9年)、興正寺は独立して西本願寺を離れたが、順明寺は西本願寺末に留まった。(日本歴史地名大系) [[Category:奈良県]]
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