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飛騨東照宮
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年8月1日 (火)
飛騨東照宮は岐阜県高山市西之一色町にある東照宮。郷社。
目次 |
歴史
- 1619年(元和5年)4月:金森重頼が高山城二の丸に東照宮を創建。
- 1628年(寛永5年)4月:鴻巣清鏡寺の裏山に新廟を造営し遷座。清鏡寺を社僧とした。袈裟寺という中世の真言宗の大寺院の跡地という。
- 1680年(延宝8年)4月:金森頼時、社殿を修築。別当として真言宗の東曜山松泰寺を創建。
- 1692年(元禄5年)9月:金森家、出羽に転封。以後、衰退。
- 文化年間:桜山長久寺(桜山八幡宮別当)良賢、松泰寺を兼務。東照宮の再興を発願。
- 1817年(文化14年)6月1日:手斧始め。
- 1818年(文政1年)4月15日:再建、遷座。飛騨・金龍神社も建てられた。
- 1830年(天保1年)3月25日:松泰寺の長久寺兼務は差し支えが多いので、長久寺住職が松泰寺に移り、別に長久寺住職を置いた。
- 明治初年:神仏分離で松泰寺は廃絶。
- 1868年(明治1年)6月:飛騨国分寺に祀られていた稲荷神社と天満神社を境内の旧本地堂に奉遷し末社とする。
- 1871年(明治4年)9月:村社に列格。1872年(明治5年)とも。
- 1908年(明治41年)3月:神饌幣帛料供進神社に指定。日枝神社、八幡神社、熊野神社を合祀。
- 1923年(大正12年)6月8日:郷社に昇格(1983高山市史[1])
境内
- 本社:
- 金龍神社:祭神は金森長近。
- 本地堂:廃絶。堂宇は現存。
- 松泰寺:客殿が社務所として現存。
- 内神殿:社務所にある。
- 稲荷神社:旧本地堂に祀る。
- 天満神社:旧本地堂に祀る。