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飛鳥・上宮寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年7月27日 (金)
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- | '''上宮寺''' | + | '''上宮寺'''(じょうぐうじ)は奈良県高市郡明日香村上居(じょうご)にある[[聖徳太子]]ゆかりの[[浄土宗]]寺院。聖徳太子の[[上宮]]の地と伝わる。'''上宮皇院'''。山号は仏生山。(参考:同名寺院[[上宮寺]]) |
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+ | 寺伝によると聖徳太子の上宮の地とされる。また『高市郡古跡略考』では上宮や上居を「浄御(じようご)」の訛とし、[[天武天皇]]の[[飛鳥浄御原宮]]跡とするが、学術的には両者とも根拠を見出しがたい。 | ||
+ | ただし、境内から奈良時代前期の瓦片が出土しており、古代から寺院があった可能性がある。 | ||
+ | 境内にある鎌倉時代の宝篋印塔などの石塔も有名。(日本歴史地名大系) | ||
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2018年7月27日 (金) 時点における最新版
上宮寺(じょうぐうじ)は奈良県高市郡明日香村上居(じょうご)にある聖徳太子ゆかりの浄土宗寺院。聖徳太子の上宮の地と伝わる。上宮皇院。山号は仏生山。(参考:同名寺院上宮寺)
歴史
寺伝によると聖徳太子の上宮の地とされる。また『高市郡古跡略考』では上宮や上居を「浄御(じようご)」の訛とし、天武天皇の飛鳥浄御原宮跡とするが、学術的には両者とも根拠を見出しがたい。 ただし、境内から奈良時代前期の瓦片が出土しており、古代から寺院があった可能性がある。 境内にある鎌倉時代の宝篋印塔などの石塔も有名。(日本歴史地名大系)