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養源院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
養源院
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'''養源院'''(ようげんいん)は、京都府京都市東山区にある[[豊臣氏]]ゆかりの[[天台宗]]寺院。本尊は[[阿弥陀如来]]。[[毘沙門堂門跡]]の[[院家寺院|脇門跡]]とされた。天台宗系の[[浄土真宗遣迎院派]]。(参考:同名寺院[[養源院_(同名)]]) == 歴史 == 文禄3年(1594)5月、[[豊臣秀吉]]側室の淀殿(淀君、茶々)の発願で、浅井長政の菩提を弔うために秀吉が創建。長政らの自刃から二十一回忌に当たる。 翌年、秀吉は300石を寄進。開山の成伯(清伯)は浅井長政の弟。慶長2年、紫衣。 元和5年焼失。元和7年、淀殿の実妹で徳川秀忠継室の崇源院(お江)が復興。のち[[京都・方広寺]]に属した。 歓喜天も祀る。 (日本歴史地名大系、国史大辞典) == 伽藍 == *本堂:旧客殿。伏見城の遺構とされる。血天井で知られる。 *護摩堂:旧准胝堂。宮中の祈願所とされた。 *崇源院五輪塔 [[category:京都府]]
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