ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
香川県護国神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2021年6月27日 (日)
香川県護国神社(かがわけん・ごこくじんじゃ)は、香川県善通寺市にある、県内の戦没者などを祀る招魂社。内務大臣指定護国神社。乃木神社に隣接する。陸軍第11師団の衛戍地の営内神社だった。讃岐宮。
目次 |
祭神
- 3万5684柱(百年史)
- 3万5700柱(全国護国神社一覧)
歴史
- 1877年(明治10年):丸亀の歩兵第12連隊付属地に創建された丸亀招魂社が起源。
- 1898年(明治31年):善通寺市に第11師団が開設されると、丸亀招魂社と別に善通寺市の偕行社構内にも英霊堂を創建。
- 1937年(昭和12年)5月3日:香川・乃木神社が師団付属地に創建される。乃木希典が第11師団初代師団長であることによる。
- 招魂社一県一社の方針が出て、丸亀と善通寺市の間で誘致競争が起こる。
- 1938年(昭和13年)11月7日:善通寺市の乃木神社の隣接地に新社殿を造営し遷座祭(英霊堂から?)。丸亀招魂社は香川県護国神社の別宮として存続する。
- 1941(昭和16)4月12日:内務省告示126号で指定護国神社となる。例祭日を5月5日となる。
- 占領中の1946年(昭和21年)10月30日:讃岐宮と改称。現在もこれが正式名称として使われている。
- 1946年(昭和21年)秋:高松の讃岐先賢堂を遷座して乃木神社に合祀。
- 1951年(昭和26年):警察消防招魂社を高松から遷座して護国神社に合祀。
- 1960年(昭和35年)11月23日:合祀概了奉告臨時大祭(『全国護国神社会二十五年史』)
- 1963年(昭和38年)10月3日:日本一社交通神社、創建。(神社ウェブサイト)
- 1965年(昭和40年)12月8日:終戦20周年臨時大祭(『全国護国神社会二十五年史』)
- 1967年(昭和42年)4月22日:幣帛 行幸(『全国護国神社会二十五年史』)
境内
- 本社
- 交通神社:祭神は不詳。由緒書には「交通守護の神々」とある。1963年(昭和38年)10月3日創建。北海道滝川市に分社がある。
- 讃岐先賢堂:祭神は神櫛王、空海、円珍、菅原道真、柴野栗山など103柱。1918年(大正7年)、松平頼寿が高松市の表誠館に創建。1945年(昭和20年)空襲で焼失。1946年(昭和21年)秋、遷座。乃木神社に合祀されているようだ。
- 香川・警察消防招魂社:高松市から1951年(昭和26年)(1953年(昭和28年)とも)遷座して護国神社に合祀。
- 香川・乃木神社:祭神は乃木希典・乃木静子。1937年(昭和12年)5月3日の創建。四国乃木神社。
- 丸亀護国神社:香川県丸亀市。1877年(明治10年)の創建。香川県護国神社別宮。
- 史料館
組織
社司・宮司
- 琴陵光煕(1875-1946):金刀比羅宮宮司が本務。
- 矢原高幸()
- 金森重昭()