高崎・頼政神社

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-） 最終更新：2018年11月27日 (火)

頼政神社（よりまさ・じんじゃ）は群馬県高崎市宮元町にある源頼政を祀る霊社。源頼政（1104-1180）は平安時代末の源氏の武将で、高崎藩大河内松平家の遠祖とされる。村社。領主奉斎神社。

歴史

1695年(元禄8年)に壬生から高崎に移封した大河内輝貞（1665-1747）は1698年(元禄11年)、石上寺境内に源頼政を祀る祠を創建。1710年(宝永7年)、越後村上に領地替えになると、江戸霊雲寺に遷座。1717年(享保2年)、再び輝貞が高崎藩主に戻ると大染寺近くに遷座。同寺を別当とした。 （日本歴史地名大系）