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鶏頂山
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
鶏頂山
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日光市の東側にある山。高原山の峰。標高は1756m。1851年(嘉永4年)、鶏頂山神の神託により[[巴講]]二代の'''中里守常'''が開山。御嶽三神を祀ったという。(『修験と神道のあいだ』91) 鶏頂山神は「道祖猿田彦大神」とされる(奥宮立札)。'''鶏頂山神社'''は'''奥宮'''が山頂にあり、'''里宮'''が川治温泉にある。 '''鶏頂山一の鳥居'''は、麓の龍王峡の野沢橋の近くにある。日塩有料道路沿いに南登山口と北登山口があり、それぞれ鳥居が建てられている。登山道には枯木沼湿原や大沼や弁天池がある。弁天池には弁財天を祀った祠のほか、鶏頂山中興の栄明霊神碑がある。鶏頂山山頂には鶏頂山神社奥宮が祀られている。由緒では伊勢神宮や高千穂の方角にむけて建てられているという。高原山最高峰の釈迦ケ岳への途中に'''御嶽山'''という峰があり、石祠がある。御嶽大神を祀ったものと思われる。また、やや離れているが釈迦ケ岳の奥にある剣ケ峰の中腹に'''八海山神社'''が祀られている。 (未見史料:井上岩次郎1918(大正7)『木曽総社御岳山縁起巴講由来記(付:下野国塩谷郡鶏頂山開闢登山縁起)』)
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