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黒川春日神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
黒川春日神社
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'''春日神社'''(かすが・じんじゃ)は、山形県鶴岡市黒川にある[[春日信仰]]の神社。[[県社]]。祭神は[[健御雷命]]・[[伊波比主命]]・[[天津児屋根命]]・比売神。黒川能が奉納される神社として知られる。旧称は'''新山明神'''。 == 歴史 == 創建は不詳。807年(大同2年)の創建ともいう。大宝寺城主武藤氏が崇敬し、天正年間にも造営されている。1609年(慶長14年)造営。1674年(延宝2年)藩主酒井忠義が本殿を再建。1739年(元文4年)拝殿を造営。例祭・王祇祭では「王祇様」と呼ばれる御神体を上下二つの宮座の当屋に迎える。黒川能はこの時奉納される。境内には[[皇子塚]]があり、この地流された[[後小松天皇]]第三皇子の小川宮を葬るともいう(小川宮は皇太子だったが京都で急死夭折したとするのが一般の説)。別当として[[真言宗智山派]]法光院があった。1924年(大正13年)10月に県社昇格(神道史大辞典)。20年ごとの[[式年大祭]]が行われており、直近は2018年(平成30年)。 (日本歴史地名大系、黒川能保存会ウェブサイト) [[category:山形県]]
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