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龍徳寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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龍徳寺(りょうとくじ)は岐阜県揖斐郡池田町本郷にある池田家ゆかりの臨済宗寺院。本尊は釈迦如来。岡山藩主や鳥取藩主を努めた池田家の発祥地で、池田恒利・池田恒興・池田元助の墓がある。江戸時代初期から池田家の位牌所と定められていた。臨済宗妙心寺派。山号は雲門山。
歴史
弘仁年間、最澄の創建と伝え、龍昇山雲門寺と称した。 1351年、土岐一族の池田教依が伽藍を再建し、龍徳寺と改称した。 応永年間、悟渓宗頓が本郷城主国枝為助に招かれ再興。 稲葉通貞位牌所の養源院があった。 1783年(天明3年)、長久手の戦い200年にあたり戦死した藩士を弔う「烈忠霊同聚」の位牌が池田鳥取両藩士によって収められた。「烈忠塔」がある。
(『日本歴史地名大系』ほか)