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宿那彦神像石神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
宿那彦神像石神社
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'''宿那彦神像石神社'''(すくなひこかみ・かたいし・じんじゃ)は石川県鹿島郡中能登町金丸(能登国鹿島郡)にある[[気多信仰]]の神社。[[官社]]論社。郷社。[[気多大社]]旧摂社。祭神は[[少彦名命]]。[[気多大社関連旧跡]]。 ==歴史== 少彦名命は気多大社祭神大巳貴命と共に能登に来て国土を平定し、この地の石に神霊を留めたのが始まりだという。 860年(貞観2年)6月9日、[[大穴持像石神社]]と同時に官社に列格した(三代実録)。 江戸時代には金丸明神と呼ばれ、気多大社の摂社だったという。1828年(文政11年)の『社号書上帳』に「当社少那彦名命は大己貴命と相伴の神」とし気多大社平国祭で「一宮の神輿、所口本宮([[能登生国玉比古神社]])へ御神幸の節、当社少那彦名命も御榊に御同行」することが古来の神事としておこなれていたと記されている。1873年(明治6年)'''金丸神社'''と改称。1877年(明治10年)、改めて気多神社摂社となり、宿那彦神像石神社と称した。 他に論社は石川県七尾市黒崎の宿那彦神像石神社、石川県鳳珠郡能登町柿生の[[石仏山]](像石山)がある。 (日本歴史地名大系) [[category:石川県]]
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