出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
称名寺(しょうみょうじ)は、神奈川県横浜市金沢区にある北条家ゆかりの南都仏教寺院。本尊は弥勒菩薩。中世の真言律宗西大寺流と華厳宗の関東の拠点。叡尊と忍性の旧跡。開基は北条実時。池を中心とした浄土庭園と貴重な古文書・経典を収集した金沢文庫が有名。真言律宗西大寺派別格本山。金沢山。 (参考:同名寺院称名寺)
歴史
組織
住職
称名寺長老
- 1審海(?-1304):下野・薬師寺の僧侶だったが、叡尊・忍性の懇請で就任。
- 2剱阿(1261-1338):
- 3湛睿(1271-1346):奈良般若寺、鎌倉極楽寺、久米田寺で学ぶ。凝然、禅爾に師事。金沢文庫に多くの経典を集めた。
- 俊才(1259-1353):京都・大通寺、東大寺真言院を経て、東大寺戒壇院長老5世。東大寺大勧進25世。
- 実真
- 6霊波(1290-1377):東大寺戒壇院10世。東大寺大勧進30世。
- 総融