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サンタマリアイントラステヴェレ聖堂

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2015年9月26日 (土)

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サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂は、ローマのテヴェレ川対岸にある聖母マリアを記念するカトリックの聖堂。テヴェレ川対岸にある聖母マリア聖堂。ローマで最初の聖母マリアに捧げられた聖堂という。

紀元前38年、この地区に油が湧き出る事件があったが、これをユダヤ人たちは救世主到来の予兆と捉え、奇跡の現場に教会を建てたという。実際には起源3世紀初頭の司教カッリストゥス時代に民家を改造した家の教会が創建されたのが起源。4世紀中盤に司教ユリウス1世が近くに聖堂を建立したが、410年のゴート人のローマ略奪で火災にあった。その後、司教ケレスティヌスが建て替え、聖堂マリアに奉献したという。12世紀半ばのインノケンティウス2世の大改修で現在の原型ができた。11の礼拝堂が付属している。


参考文献

  • 浅香正監修『季刊文化遺産17 ローマ古寺巡礼』
http://shinden.boo.jp/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AC%E8%81%96%E5%A0%82」より作成

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