ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。

元朝帝師

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年5月27日 (土)

移動: 案内, 検索

元朝の帝師。帝師は皇帝・天皇の師となった僧侶に与えられる称号だが、元朝では仏教界を統率する役職として存在した。チベット仏教サキャ派の高僧が就任した。

歴代

  • Wikipedia日本語版(「帝師」[1]ほか)
  • 佐野智子1994『元・明代中蔵関係史の研究』「元代のサキャパ座主と帝師」[2]
代数 名前 生没 在職 略歴
1 パクパ
(八思巴)
1235-1280 1270?-1274 サキャ派7代座主。
2 リンチェン・ギェンツェン
(イリンチン(亦憐真))
1238-1279 1274-1279
3 ダルマパーラ・ラクシタ
(答児麻八剌剌吉塔)
1268-1286 1282-1286 サキャ派8代座主。
4 イェシェー・リンチェン
(亦摂思連真)
1248-1294 1286-1291
5 タクパ・オーセル
(乞剌思八斡節児)
1246-1303 1291-1303
6 ジャムヤン・リンチェン・ギェンツェン
(輦真監蔵)
1256-1305 1304-1305 サキャ派9代座主。
7 サンギェパル
(相家班、相児加思巴)
1267-1314 1305-1314
8 クンガ・ロドゥ・ギェンツェン・パルサンポ
(公哥羅古羅思監蔵班蔵卜)
1299-1327 1315-1327
9 クンガ・レクペー・ジュンネー・ギェンツェン・パルサンポ
(公哥列思八沖納思監蔵班蔵卜)
1308-1329 1327-1329
10 リンチェン・タシー
(輦真乞剌失思)
生没年不詳 1329-1329
11 クンガ・ギェンツェン・パルサンポ
(公哥児監蔵班蔵卜)
1310-1358 1332-1358
12 ソナム・ロドゥ 1332-1362 1361-1362 ソナムロトェギェンツェンベル
13 ナムギェン・パルサンポ 生没年不詳 不詳
http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%85%83%E6%9C%9D%E5%B8%9D%E5%B8%AB」より作成

注意事項

  • 免責事項:充分に注意を払って製作しておりますが、本サイトを利用・閲覧した結果についていかなる責任も負いません。
  • 社寺教会などを訪れるときは、自らの思想信条と異なる場合であっても、宗教的尊厳に理解を示し、立入・撮影などは現地の指示に従ってください。
  • 当サイトの著作権は全て安藤希章にあります。無断転載をお断りいたします(いうまでもなく引用は自由です。その場合は出典を明記してください。)。提供されたコンテンツの著作権は各提供者にあります。
  • 個人用ツール