ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
全良寺官修墳墓
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2024年2月23日 (金)
(全良寺官修墓地から転送)
全良寺官修墳墓は秋田県秋田市八橋の臨済宗全良寺にある官修墳墓。「戊辰役官軍戦死者・薩長など17藩256柱」を祀る。全良寺官修墓地。
歴史
- 1868年(明治1年):寿量院(秋田東照宮別当)が野戦病院となり、多数の戦傷死者が出て、全良寺に葬られた。(秋田市の文化財[1])
- 1876年(明治9年):全良寺住職の大内海山が墓碑の建立を発願。石工の辻源之助の協力を得て整備。(秋田市の文化財)
- 1895年(明治28年):墓碑が完成。523基を建立。官修墳墓となる。桜の名所となる。(秋田市の文化財)忠魂祭の古写真[2]。
- 1915年(大正4年):鹿児島藩合葬碑を建立。(秋田市の文化財)
- 1937年(昭和12年):秋田県社寺兵事課が石垣、敷石などを大修理して供養碑を建立。(秋田市の文化財)
- 1959年(昭和34年):この頃で265基に減少。(秋田市の文化財)
- 1966年(昭和41年)3月30日:秋田市指定史跡となる[3]。
- 1968年(昭和43年)6月4日:史跡整備完成[4]
被葬者
当初は523基。うち秋田藩378基(秋田市の文化財)。1959年(昭和34年)頃には265基に減少。