出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2024年12月28日 (土)
場天御嶽(バティンウタキ)は沖縄県南城市佐敷新里にある御嶽。1959年の台風で被災し、1960年にイビの森内に遷座。東御廻り旧跡。
上下の二つの拝所があったという。次の御井戸に該当する可能性もある。上馬天御嶽の神名を「サメガア大ヌシタケツカサの御イベ」といい、第一尚氏の尚思紹王の父の佐銘川大主が住んだ御殿跡という。下馬天御嶽の神名を「コハツカサノ御イベ」といい、尚思紹王(苗代大比屋)の生誕地という。
馬天御嶽とも。