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小野毛人墓
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年1月13日 (土)
京都府京都市左京区(山城国愛宕郡)上高野の崇道神社境内にある小野毛人(おののえみし)(?-677)の墓。小野毛人は飛鳥時代の官僚で小野妹子の子。周辺は小野氏の拠点だった古代の山城国愛宕郡小野郷に当たる。1613年(慶長18年)、墓内から銅製の墓誌が発見された[1]。村で保管されていたが1673年(延宝1年)に埋納が計画され、容器を制作。1697年(元禄10年)に埋納された。しかし1895年(明治28年)に盗難事件が起こり、この時はすぐに戻り埋納されたが、1914年(大正3年)に安全なところに保管するために発掘された。現在は京都国立博物館に保管されている。神社境内には毛人と妹子を祀る山城・小野神社が建てられた。(日本歴史地名大系)