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楽浪之丘は高句麗の王都平壌郊外にあった祭場。所在地は不明。
『三国史記』「祭祀志」に毎年3月3日に「楽浪之丘」で会猟し、猪や鹿を捉えて天や山川を祭ったと記す。また『三国史記』「列伝」の「温達伝」に25代平原王(在位559-590)が群臣や五部の兵士を連れて楽浪之丘の会猟に参加したことが記されている。 既に平壌に遷都していた頃であり、王都から遠くないところにあったと推定できる。