出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年4月6日 (金)
鳥飼八幡宮(とりかい・はちまんぐう)は、福岡県福岡市中央区にある八幡信仰の神社。祭神は応神天皇・神功皇后・玉依姫命。県社。筑前国早良郡。(参考:同名神社鳥飼八幡宮)
歴史
神功皇后が三韓征伐の帰りに平山の地で鳥飼氏から夕餉を奉られた。その後、鳥飼氏が廟を建て若八幡と称したという。1608年(慶長13年)、藩主黒田長政が平山に別荘を建てるため、西町の現在地に遷座。1625年(寛永2年)、1705年(宝永2年)に神殿を造営。黒田重政の産土神とされ、福岡藩の崇敬を受けた。別当は感応院。(日本歴史地名大系)