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八栗寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
八栗寺
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'''八栗寺'''(やくりじ)は、香川県高松市牟礼町牟礼八栗(讃岐国三木郡)にある[[真言宗]]寺院。[[四国八十八所霊場]]第85番札所。本尊は[[聖観音]]。[[高野山真言宗]]だったが、[[真言宗大覚寺派]]となったか。[[修験道]]とも関連か。千手院。山号は五剣山。 *宝亀年間:幼い[[空海]]が山に登り、泥で三千仏・十王仏を作った。また五剣山で修行中、五振の剣が天から降り、[[蔵王権現]]が現れたという。 *804年:空海、入唐に先立ち仏殿を建立。聖観音を祀った。栗を八つ埋めた。 *帰国後:栗が成長していたので八国寺から八栗寺に改称。[[六万寺]]の奥之院としたという。 *天正年間:兵火で焼失 *1594年:無遍が本堂再建。 *1625年:生駒正俊が制札下付 *1642年:松平頼重が本堂を再建 *1651年:10石 *1655年:15石に加増 *1677年:[[勝尾寺]]以空が参詣し、聖天堂を建立した。 *1707年:宝永地震。五剣山の山容が変わるほどの規模だった。 *1709年:観音堂など修復 (『日本歴史地名大系』) [[category:香川県]]
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