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加佐登白鳥塚
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
加佐登白鳥塚
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[[File:加佐登白鳥塚010.jpg|thumb|500px|]] '''白鳥塚'''は、三重県鈴鹿市石薬師町にある[[日本武尊]]の墓の伝承地。[[加佐登神社]]に隣接する。白鳥陵。[[白鳥信仰]]も参照。白鳥塚古墳群1号墳。ヒヨドリ塚、茶臼山、丸山などとも呼ばれた。 == 歴史 == [[ファイル:加佐登白鳥塚・墳丘03.jpg|thumb|700px|]] [[国学者]]の[[本居宣長]]は『古事記伝』で加佐登の白鳥塚こそが能褒野墓だと推定した。[[平田篤胤]]も支持した。 1876年(明治9年)、教部省はここを能褒野墓に定めた。しかし、翻って1879年(明治12年)10月、[[日本武尊墓|王塚(丁字塚)]]が日本武尊の墓に治定された。 == 墳丘 == 円墳と思われていたが2005年(平成17年)の調査で、全長78mの帆立貝型の前方後円墳と判明した。後円部は直径67m、高さ9m。前方部は幅8m。墳丘には河原石が葺かれ、埴輪が並べられていた。5世紀前半の築造とみられる。 周辺に宝冠塚(3号墳)、宝装塚(4号墳)、王塚(6号墳)、車塚(境内図に描かれるが不詳)がある。古墳群としては7基あるらしいが2号墳、7号墳は不詳。 (日本歴史地名大系、「県史跡白鳥塚古墳(1号墳)第2次発掘調査現地説明会資料」[http://www.edu.city.suzuka.mie.jp/museum/shiratori-gen.pdf]ほか) <Gallery widths="300" heights="200" perrow="3"> File:加佐登白鳥塚001.jpg| File:加佐登白鳥塚002.jpg| File:加佐登白鳥塚003.jpg| File:加佐登白鳥塚004.jpg| File:加佐登白鳥塚005.jpg| File:加佐登白鳥塚006.jpg| File:加佐登白鳥塚007.jpg| File:加佐登白鳥塚008.jpg| File:加佐登白鳥塚009.jpg| File:加佐登白鳥塚・墳丘01.jpg| File:加佐登白鳥塚・墳丘02.jpg| File:加佐登白鳥塚・墳丘03.jpg| </Gallery> [[category:三重県]]
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