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京都・尊勝寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
京都・尊勝寺
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'''尊勝寺'''(そんしょうじ)は[[平安京]]郊外の[[白河殿]]に付属した[[堀河天皇]]の[[御願寺]]。[[六勝寺]]の一つ。現在のロームシアター京都(京都会館)の周辺にあった。西に[[得長寿院]]、東に[[京都・最勝寺]]があった。(参考:同名寺院[[尊勝寺]]) == 歴史 == 康和4年(1102)7月21日に落慶。金堂、講堂、鐘楼、経蔵、中門、廻廊、東西五重塔、薬師堂、灌頂堂、尊勝陀羅尼堂、五大堂、観音堂が建ち並んだ。さらに長治2年(1105)12月19日には阿弥陀堂、准胝堂、法華堂が加わった。大治4年(1129)12月16日には「御堂」が完成。承安4年(1174)8月6日に焼失。元暦2年(1185)7月9日の地震で、講堂、五大堂などが倒壊。文永4年(1267)、[[亀山天皇]]の勅で[[円爾]]が修復。 昭和34年以来、何度も発掘調査が行われており、遺構が出土している。 ロームシアター京都の前の二条通沿いに跡地を示す石碑がある。 (国史大辞典、日本歴史地名大系) [[category:京都府]]
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