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本山寺院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
本山寺院
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{|class="wikitable" style="width:800px;margin:0 auto;" |- | style="text-align:center;background-color:#ededed"|'''本山寺院''' |- | *[[目次#日本編|日本編]] >> [[目次#仏教|仏教]] >> [[目次#宗派|宗派]] >> [[本山寺院]] <!-- |- |style="text-align:center;"| [[ファイル:|300px]] [[ファイル:|300px]]<br> 左: 右: --> |} ==概要== 各宗各派の拠点となった寺院を紹介する。ただし「本山」と呼ばれたかどうかには拘らず、中心的な役割を果たした寺院を「本山」として紹介するとともに、由緒ある寺格を持つ寺院についても紹介する。 呼称の意味通り考えるならば、末寺の存在が前提の制度で、法要や会議や伽藍整備などで末寺の僧侶や信者を動員招集し、さらに末寺の経営に干渉できるような、一定の宗務権限を持った寺院を本山と呼ぶべきである。現在は、本山と宗務組織が分離している宗派も多く、実権はなく名誉的な格式となっていることも多い。 歴史的にみると、各宗派に本山制度が整ったのは江戸時代であり、それは幕府の政策があってこそである。それ以前でも各宗派で、本山的役割を果たした寺院は多くあり、盛衰もある。また各宗派において「本山」の意味は異なっている。現在、[[浄土宗知恩院派]]のように非常に限られた寺院のみが「総本山」「大本山」「本山」を称している宗派もあれば、[[日蓮宗久遠寺派]]のように由緒ある寺院であれば、50以上の寺院が「本山」を名乗っている宗派もある。このような基準の幅広さを考慮すると、本山とは称していないものの[[門跡]]、[[檀林]]、[[触頭]]、[[僧録司]]、[[別院]]、[[御坊]]のような由緒ある寺格についても、本山に並ぶ寺格と考えると概括的に捉えやすい。 以上のことから、以下の記事では、「本山」と称したかどうかに関わりなく、流派の中心的な役割を果たした寺院や、由緒ある寺格を与えられている寺院を紹介する。 ==系譜== *[[南都仏教の本山寺院]] *[[天台宗の本山寺院]] *[[真言宗の本山寺院]] *[[浄土宗の本山寺院]] *[[浄土真宗の本山寺院]] *[[時宗の本山寺院]] *[[日蓮宗の本山寺院]] *[[禅宗の本山寺院]] *[[修験道の本山寺院]] *[[本山寺院の鎮守社]] [[無本寺]] <!-- *[[融通念仏宗の本山寺院]] *[[達磨宗の本山寺院]] --> ==脚注== ==資料== *幕府寛政8年調査資料[https://books.google.co.jp/books?id=6zab73f81bUC&pg=PP135]:『政教中正論』 [[Category:系譜記事]]
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