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度会氏旧跡
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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+ | さらに30家以上に分かれたが、江戸時代には檜垣・松木・久志本・佐久目・河崎・宮後の六家のみが禰宜職に就くことができ、「神宮家」と呼ばれた。 | ||
+ | 明治に松木家が華族となり男爵となった。 | ||
== 人物 == | == 人物 == |
2018年9月17日 (月) 時点における版
度会氏(わたらい氏)は、伊勢神宮外宮の禰宜職を世襲した氏族。伊勢神道を伝えた。元は磯部氏と称したらしい。伊勢国造と同族。 一門から四門に分かれたが、二門のみが栄えた。 さらに30家以上に分かれたが、江戸時代には檜垣・松木・久志本・佐久目・河崎・宮後の六家のみが禰宜職に就くことができ、「神宮家」と呼ばれた。 明治に松木家が華族となり男爵となった。
人物
古代歴代
- 天牟羅雲命:
- 天波与命:
- 天日別命:『伊勢国風土記』逸文に登場。
- 彦国見賀岐建与束命:『伊勢国風土記』逸文に登場。
- 彦田都久禰:
- 彦楯津:
- 彦久良為命:
- 大若子命:皇大神宮鎮座の時に大神主兼神国造となる。
- 乙若子命:
- 爾佐布命:
- 小爾佐布命:
- 彦和志理命:
- 阿波良波命:『御鎮座次第記』を著したと伝える。
- 佐部支命:
- 大佐々命:
- 野古命:
- 乙之古命:
- 度会爾波:乙之古命の子。度会氏一門の祖。
- 度会飛鳥:乙之古命の子。度会氏二門の祖。『御鎮座伝記』『御鎮座本紀』を著したと伝える。
- 度会水通:乙之古命の子。度会氏三門の祖。
- 度会小事:乙之古命の子。度会氏四門の祖。
- 度会少庭:
- 度会調:
- 度会吉田:
- 度会奈波:
- 度会祖父:『続日本紀』に登場。
- 度会御食:
- 度会兄虫:制度が改められ、禰宜となる。
- 度会虫名:
- 度会清足:
- 度会御原:
- 度会勝弁:
- 度会高主:
(以上、人名は『国史大辞典』より)