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大尾神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年5月7日 (日)
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'''大尾神社'''は大分県宇佐市南宇佐の大尾山にある[[八幡信仰]]の神社。[[宇佐神宮]]の旧鎮座地の一つで、大尾山は[[御許山]]から北に伸びる尾根続きに位置する。[[和気清麻呂]]が[[道鏡]]事件で神勅を受けたのはこの場所という。宇佐神宮境外摂社。近くに[[護皇神社]]もある。[[宇佐八幡宮関連旧跡]]。'''大尾山神社'''。 | '''大尾神社'''は大分県宇佐市南宇佐の大尾山にある[[八幡信仰]]の神社。[[宇佐神宮]]の旧鎮座地の一つで、大尾山は[[御許山]]から北に伸びる尾根続きに位置する。[[和気清麻呂]]が[[道鏡]]事件で神勅を受けたのはこの場所という。宇佐神宮境外摂社。近くに[[護皇神社]]もある。[[宇佐八幡宮関連旧跡]]。'''大尾山神社'''。 | ||
*765年3月22日:八幡大神が託宣。厭魅事件を受けて小椋山は穢れの地になったので浄地に遷りたいとの神意を下す。 | *765年3月22日:八幡大神が託宣。厭魅事件を受けて小椋山は穢れの地になったので浄地に遷りたいとの神意を下す。 |
2023年5月7日 (日) 時点における最新版
大尾神社は大分県宇佐市南宇佐の大尾山にある八幡信仰の神社。宇佐神宮の旧鎮座地の一つで、大尾山は御許山から北に伸びる尾根続きに位置する。和気清麻呂が道鏡事件で神勅を受けたのはこの場所という。宇佐神宮境外摂社。近くに護皇神社もある。宇佐八幡宮関連旧跡。大尾山神社。
- 765年3月22日:八幡大神が託宣。厭魅事件を受けて小椋山は穢れの地になったので浄地に遷りたいとの神意を下す。
- 767年(神護景雲1年):八幡大神が小椋山から大尾山に遷座。宇佐公池守が造営。
- 769年(神護景雲3年)7月11日:和気清麻呂、「道鏡を皇位に就けるべきではない」との託宣を得た。
- 782年(延暦1年):八幡大神、小椋山の現在地に遷座。この時、旧跡に大尾神社を創建。
- 応永年間:応永古図に記載。しかし、以降の境内図には見えず。衰退したとみられる。
- 1915年:「和気公之碑」建立
- 1937年(昭和12年):長らく荒廃していたが昭和大造営にあたり社殿を再建。護皇神社を菱形池の小島から大尾山に遷座。
- 2020年(令和2年):修復。