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ササン朝ゾロアスター教の聖地
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2017年4月23日 (日)
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アータシュ・ダードガー。法の認める正しい場所の火。 | アータシュ・ダードガー。法の認める正しい場所の火。 | ||
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2017年4月23日 (日) 時点における最新版
初代皇帝アルダシールは、アルサケス朝は間違った信仰を行っており、自分こそが正しいゾロアスター教を継承していると主張した。そのことを示すためにもアルダシールは、アルサケス朝の信仰を否定するために征服地の神殿の聖火を消し、新たな火を灯した。
目次 |
王朝起源に関わる神殿
- イスタフル神殿 ササン朝発祥地イスタフルにあった神殿。水の女神アナーヒードを祀り、その聖火は「アナーヒードの火」と呼ばれた。初代皇帝アルダシールはこの神殿の神官の子孫とされる。
三大聖火
- アードゥル・ファローハグ 神官の守護聖火。最も重要な聖火。
- アードゥル・グシュナースプ 戦士の守護聖火
- アードゥル・ブルゼーンミフル 農牧者の守護聖火
位階
「勝利の火」の神殿
アータシュ・ヴァフラーム。「勝利の火」。「ヴァフラーム聖火」ともいう。ヴァフラームは戦いの神で、バフラーム、ウルスラグナ、ワルフラーンなどとも呼ぶ。
三大聖火も含む。 インドにも現存。
「火のなかの火」の神殿
アータシュ・アーダラーン。もろもろの火のための火。もろもろの火からなる火。 地方を代表。
「普通の火」の神殿
アータシュ・ダードガー。法の認める正しい場所の火。 各村落の神殿